【NAS】バッファローのネットワークHDD 3TB LS210D0301GでTime Machineのフォルダ容量の上限を設定する
こんにちは(・∀・)
web design lab中の人です。
バッファローのネットワークHDD 3TB LS210D0301Gに設定したTime Machineの保存先にしているフォルダに容量の上限を設定してみるという内容です。
バッファローのネットワークHDD 3TB LS210D0301GでTime Machineのフォルダ容量の上限を設定する
ここまで、NASのHDDをTime Machineの保存先に設定することが出来たので、今回はTime Machineの保存先にしているフォルダに容量の上限を設定していきます。
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前回の【NAS】バッファローのネットワークHDD LS210D0301GでTime Machineが使えるように設定してみたの続きです。一からTime Machineの設定を始める場合は、前回の投稿を見てからの方が理解しやすいかと思います。
前回は、バックアップを開始して、
バーの横の✖️をクリックしてバックアップを中止する。
というところまでやりました。
ここからは、NASのHDDに設定した「nas_tm」フォルダの容量に、上限を設定していきます。
一度バックアップを開始すると、Time Machineの保存先の「nas_tm」フォルダー内に「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」というイメージファイルが作られます。
この「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」というイメージファイルの内容を上書きして書き換え、「nas_tm」フォルダの容量に、上限を設定します。
それでは、「nas_tm」フォルダーの中に作られたファイルを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリック。
「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」の中身はこんな感じ。
そのパッケージの中にある「com.apple.TimeMachine.MachineID.plist」をコピーして、わかるところに保存しておく。
ディスクユーティリティを使って、新規にイメージフォルダーを作成します。
アプリケーション → ユーティリティ → ディスクユーティリティ.appを起動。
ファイル → 新規イメージ →「 空のイメージを作成...」をクリックして、新たにイメージファイルを作成する。
空のイメージの設定画面が開いたら次の順番で入力していく。
保存する場所はデスクトップとしてあるが、これはわかりやすい場所ならどこでもOK。
- 名称を入力、ここの名前は、先程Time Machineのバックアップ先フォルダーに出来ていた「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」と同じ名前を付けた。
- 名前を入力、ここはNASに作ったTime Machineの保存先フォルダーと同じ名前を付けることにした。「nas_tm」と入力。
- フォーマットは、「Mac OS 拡張 (ジャーナリング)」を選択。
- 暗号化は、なしを選択。
- パーティションは、「パーティションマップなし」を選択。
- イメージフォーマットは、「スパースバンドル・ディスクイメージ」を選択。
- サイズ、ここはイメージフォーマットを選択した最後に入力。ここでは「300GB」とした。イメージフォーマットを選択する前に書き換えることは出来るけど、イメージフォーマットを選択するとリセットされる。最後に「保存」をクリック。
「単一パーティション - GUIDパーティションマップ」を選んで試したけど、バックアップの最後、領域はまだ全然空いているにも関わらず、ローカルスナップショットが取れないことが何回か発生したため、「パーティションマップなし」に設定して現在お試し中。ただし、「パーティションマップなし」でも同じエラーが最初の頃1度だけ発生した。
ちなみに、エラーが発生した後は「今すぐバックアップを作成」を自分で実行しないと、バックアップの自動作成は止まったままになる。
その後、使用開始してから1か月経過するが、今のところエラーは発生していない。
「完了」をクリック。
今作ってデスクトップに保存した空のイメージ「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」を右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリック。
中身はこんな感じの構成になってる。
そのフォルダーに、最初にオリジナルからコピーした「com.apple.TimeMachine.MachineID.plist」を貼り付ける。
次に「info.plist」を右クリックして、
「情報を見る」をクリック。
Info.plistの中にある「ロック」にチェックを入れておく。
新規イメージへの設定はこれで終了。
Time Machineの保存先の「nas_tm」フォルダーに、今作った「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」を貼り付けて、オリジナルの「◯◯◯◯ の MacBook Pro.sparsebundle」を上書きする。
「置き換える」をクリック。
これでオリジナルのイメージファイルから、新しく作ったイメージファイルへ置き換わった。
メニューバーにあるTime Machineから「Time Machine環境設定を開く...」をクリックしてTime Machine環境設定画面を開いておく。
もう一度、メニューバーにあるTime Machineを開いて「今すぐバックアップを作成」をクリック。
バックアップディスクを検索中...となり、
その後、バックアップを準備中...、
「バックアップディスクを認識できません」とのエラーメッセージが。
メッセージにカーソルを合わせると「詳細」のボタンが表示されるので、それをクリック。
メッセージが表示されたら「このディスクを使用」をクリック。
再び、バックアップディスクを検索中...となり、
その後、バックアップを準備中...からの、
無事にバックアップが開始する。
最初に取るバックアップなので、最後までフルにバックアップを取ると、128GBのHDDでも3〜4時間掛かった。
以上でNASのHDDでTime Machineのフォルダ容量の上限を設ける設定は終了です。
その後、1か月程使用しているけど、今のところ大きなエラーもなくTime Machineのバックアップは進行中。「nas_tm」フォルダーにTime Machineで書き込んだ容量はまだ300GBにはなってないため、本当に無事成功したかは今のところはまだ不明。
ただ、アプリケーション → ユーティリティ → ディスクユーティリティ.appで最初に見たとき、ディスクイメージの「nas_tm」は300GBとなっていたので、今回の設定は一応出来てるのかなと思う。
マウントポイントが「nas_tm」ではなく「nas_tm 1」となっているのはちょっと気になるところ。
先程も言ったけど、バックアップの最後、領域は空いているにも関わらずローカルスナップショットが取れないというエラーが1度あった。エラーが発生した後は「今すぐバックアップを作成」を自分で実行すると元通りバックアップの自動作成は継続される。内容的にもバックアップはちゃんとされているようだから、しばらくは様子見かな。
それから、外付けHDDに有線接続でTime Machineを設定していれば、Time Machineの保存先フォルダーに「Backups.backupdb」というフォルダーが出来て、Time Machineで取ったバックアップの中身をファインダーで見ることが出来るけど、
有線接続以外でTime Machineのバックアップ設定をすると、バックアップの内容はディスクイメージに書き込まれるので、ファインダーでバックアップの中身を直に見ることが出来なくなる。
NASでTime Machineを設定している場合、メニューバーのTime Machineから「Time Machineに入る」からしかバックアップの確認が出来ないのは少し不便かなとは思うけど、
有線で一々繋がなくてもバックアップが取れるというのは、それ以上に便利だから、まあいいか、といった感じかな。
次回はNASに外付けHDDを接続します。
【NAS】バッファローのネットワークHDD LS210D0301Gに外付けHDDを取り付けてみた
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参考
https://wfs.jp/timemachine-restriction