【LOCAL】Windows 7にApache2.4 VC9をインストールしよう
*このコンテンツより新しい2011-03-24に投稿されたコンテンツがございます。
【Apache】Windows 7にApache2.4 VC11をインストールしよう
ApacheをApache Loungeからダウンロードしよう
今回ダウンロードするファイルは32bit版のApache2.4 VC9です。Apache2.4 VC9はApache Loungeからダウンロードします。Apache Lounge:http://www.apachelounge.com/download/
ダウンロードページ内をクリックして進むとVC9 Binariesのページがあります。その中にあるhttpd-2.4.7-win32-ssl_0.9.8-VC9.zipをクリックしてダウンロードします。
ファイルを任意の場所に保存してください。
今回ダウンロードするファイルはApache2.4VC9 (httpd-2.4.7-win32-ssl_0.9.8-VC9.zip)です。安定板として定着していた2.2系もその地位を2.4系に譲って、2013年11月29日時点ではlegacy扱いになっています。
Apacheの設定とインストールをしよう!
ダウンロードして保存したファイルを解凍します。
解凍するとhttpd-2.4.7-win32-ssl_0.9.8-VC9というフォルダができます。
フォルダを開くとApache24というフォルダが入っているのでそれをC直下にコピーします。
続いてApacheの設定をします。
C:\Apache24\conf
にあるhttpd.confファイルを編集します。
httpd.confファイルを編集する前にバックアップをとっておきましょう。
C: → Apache24 → confフォルダの中にあるhttpd.confファイルを開いてください。
PHP用に176行目あたりに次の1行を追加してください。
PHPを使う場合は追加してください。
PHPがインストールされていない状態でこの1行を追加するとApacheインストール時にエラーになりますので、PHPをインストールしてから追加します。なのでPHPがインストールされていない場合はここは飛ばします。
LoadModule php5_module "C:/PHP/php5apache2_4.dll"
217行目あたりの次の1行のコメントを削除して(行先頭にある#を外す)修正してください。
#ServerName www.example.com:80
↓
ServerName localhost:80
241行目あたりにあるDocumentRootを変更してください。
DocumentRootがデフォルトの"C:/Apache24/htdocs"のままでもよければ、ここは変更しなくてもいいです。ここではDocumentRootをD:に設定します。
DocumentRoot "D:/home/web"
変更した場合は242行目あたりにあるDirectoryパスも変更します。
<Directory "D:/home/web">
CGI用に場合255行目あたりの次の1行を修正してください。
CGIを使う場合は変更してください。
Options Indexes FollowSymLinks
↓
Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI
SSI用に256行目あたりに次の1行を追加してください。
SSIを使う場合は追加してください。
サーバでSSIを許可するにはhttpd.confファイルまたは.htaccessファイルに次のディレクティブを指定する必要があります。
Options +Includes
275行目あたりにあるDirectoryIndexを次のように変更してください。
ここは必要に応じて追加してください。
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html index.htm index.shtml index.shtm index.php index.cgi index.pl
</IfModule>
PHPとCGI用に404行目あたりに次の4行を追加してください。
PHPとCGIを使う場合は追加してください。
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
AddType application/x-httpd-cgi .cgi
AddType application/x-httpd-cgi .pl
CGI用に416行目あたりにある次の1行のコメントを削除して(行先頭にある#を外す)修正してください。
CGIを使う場合は変更してください。
#AddHandler cgi-script .cgi
↓
AddHandler cgi-script .cgi .pl
SSI用に427行目あたりの次の2行のコメントを削除してください(行先頭にある#を外す)。
SSIを使う場合は変更してください。
#AddType text/html .shtml
#AddOutputFilter INCLUDES .shtml
↓
AddType text/html .shtml
AddOutputFilter INCLUDES .shtml
以上でhttpd.confファイルの編集は終了です。
次にApacheをPCにインストールします。
インストーラー版では無いのでコマンドプロンプトからインストールします。Windowsのスタートメニュー → すべてのプログラム → アクセサリの中からコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトが立ち上がったら
C:\apache24\bin\httpd.exe -k installと入力してEnterを押してください。
次のエラーメッセージが出た場合…
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージをインストールする必要があります。その場合Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージをインストールしてからApacheをインストールしてください。
64bit版 Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x64)
32bit版 Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
32bit版のApacheの場合は(x86)を64bit版のApacheの場合は(x64)をインストールしてください。両方インストールしても問題ありません。
次のメッセージが出たらアクセスを許可するをクリックしてください。
同時にウィルスソフトから警告が出る場合がありますが、同じくインストールを許可して実行してください。
次のメッセージが出たらインストールを終了してください。
exitと入力してからEnterでコマンドプロンプトを終了させてインストールは終了です。
次にC:/Apache24/bin/の中にあるApacheMonitor.exeをクリックしてください。
実行をクリックして起動してください。
インジケーターの中でApache Serviceが起動するのでさらにモニターを起動さてください。
モニターが立ち上がったらStartをクリックしてください。
The Apache2.4 service is starting.
The Apache2.4 service has started.のメッセージがでたらOKをクリックしてモニターを閉じてください。
以上でApacheのインストールは終了です。
ApacheはPCを起動するたびに毎回自動で起動しますがApacheMonitorは起動しません。ApacheMonitorを自動でタスクトレイに常駐させたい場合はスタートアップフォルダにショートカットを作成してください。
スタートアップフォルダの場所は
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
にあります。
AppDataフォルダはデフォルトは隠しフォルダになっていますので、隠しフォルダを表示する設定に変更してください。
http://localhost/ にアクセスしてIt Works!と表示されたらOKです。
コマンドプロンプトからインストールする場合は
C:\apache24\bin\httpd.exe -k install
アンインストールする場合は
C:\apache24\bin\httpd.exe -k uninstall
です。
PHPをインストールする場合、VC9版をインストールしてください。
【PHP】Windows7 64bitにPHP5.4 32bit VC9をインストールしよう
【PHP】Windows7 64bitにPHP5.3 32bit VC9をインストールしよう